これからダイエットを始めようと思っている人、ダイエットはしているけど筋トレはしていない方、
ダイエットして体重は落ちてきたが停滞したり、見た目の変化がイマイチという方
そんな方に今回の記事は役立つと思います。
それではダイエットに筋トレが必要な理由を紐解いていきましょう!
本来はもっと沢山メリットはあるのですが、今回は3つに絞らせていただきました。
目次
基礎代謝が上がる
内臓が活発になる為
1日の消費カロリーの中で基礎代謝は全体の60~70%を占めます。そしてその基礎代謝の内訳は
肝臓が27%、腎臓が10%、心臓が7%、その他が17%と内臓が占める割合が非常に高いんです。
そして運動をすることで自律神経が整うので内臓がしっかりと働いてくれます。
ここは筋トレじゃなく他の運動でも言えることです。
ダイエットになるとつい単純に食べたものの量だけを減らして痩せようとする方がいます。
いわゆる食べ物だけで痩せるダイエット法です。
確かに一時的に体重は落ちるのですが、その中身は水分、筋肉なども一緒に落ちています。
ダイエットで落とさないといけないのは、体脂肪です。
体脂肪はそんなに短期では落ちてくれません。
一日に体脂肪が消費できる量は決まっています。
なので無理に焦ってもしょうがありません。
もちろん食事は大事なことです。
ただもっと大事なことはいかに効率よく体脂肪を燃焼することだと思います。
食べ物を減らすことはきついじゃないですか?
だからダイエットでリバウンド率が高いのはその為ですよね?
「しっかり栄養があるものを食べて、運動をして、ちゃんと寝ること」
この3つをしっかりすると内臓が正常に働きます。
ちゃんと食べて、筋トレして基礎代謝を有効活用して体脂肪を燃焼しましょう。
基礎代謝の約半分が内臓が活発に働いてくれれば、脂肪を燃焼してくれるんです。
そうすれば生活しているだけで、脂肪が燃焼してくれるんですよ。
筋肉が増える為
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筋トレをすると当たり前ですが、筋肉が増えます。
基礎代謝の中で唯一意図的に増やすことができるのは筋肉だけなんです。
心臓や内臓の動きは自分の意志でコントロールすることができません。
筋肉は基礎代謝の中で20%を占めます。
そしてこれは増やすことができます。
女性と男性で基礎代謝が違うのはここの要素が大きい為です。
(女性の基礎代謝の平均は1200kcal、男性の基礎代謝の平均は1,500kcal)
ちなみに女性だと低い人は1,000kcalない人もいます。男性で多い方は2,000kcalを超える方もいます。
ここの要素は今回の話の中で一番大事です。
なぜなら一番消費カロリーを増やすのに貢献してくれるからです。
確かにさっきの肝臓の方が筋肉より%は多いかもしれませんが、筋肉は増やすことができるので
実はこちらの方が大事なのです。
筋肉を増やしてキープすれば、半永久的に消費カロリーが高いまま日々を過ごすことができます。
これは運動をしていない日もです。
この点が筋トレをすれば、太りにくい体になると言われる所以です。
具体例で見てみましょう。
40代の60kgの女性
座りと立ちが半々の仕事をしています。週1回ウォーキング60分しています。
基礎代謝:1140kcal×1.375=1567.5kcal(1日の消費カロリー)
この方が筋トレを週2で1年続けました。
そうすることで体重は同じ60kgなんですけど筋肉量が2kg増えました。
そうすると
基礎代謝:1240kcal×1.5=1,860kcal になります。
これだけで約300kcal消費カロリーが増えました。
これだけで1ヶ月約1kgの体脂肪が落ちる習慣に変わりました。
食事を減らして、筋肉を落とすのではなく、しっかり食べて筋肉をつける習慣をつけていくことがいかに
大事かご理解いただけましたでしょうか?
活動代謝が上がる
摂取カロリー < 消費カロリー
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ダイエットの大原則です。
先ほどの”筋肉を増える為”の章でほぼ伝えましたが、
ダイエットを成功させるためにはこの原則に当てはめることが条件になります。
筋トレをいくらしても痩せない方がいます。
その方はこの条件がクリアできていません。
逆に運動、筋トレをしていないのに痩せている人がいますね。
この人は運動はしていないけど、1日の消費カロリーよりも食べているカロリーが少ないから太ることがないんです。
ここをクリアした上で、活動代謝を上げる話をしましょう。
1日の消費カロリーの内訳は、基礎代謝が60~70%、活動代謝が20~30%、食事誘発性代謝が10%(今回はメインテーマじゃないため説明省略)です。
基礎代謝は何もせずとも生きているだけで基本的に消費しているエネルギーです。
活動代謝は、歩き、仕事、立つ、運動などの動くエネルギーのことです。
何も運動習慣がなく、移動手段もほぼ車やタクシー、仕事もほぼ座り、プライベートもほぼ動かないとなると活動代謝はほぼないので、基礎代謝分しか1日の消費カロリーがないことになります。
これも筋トレを習慣化することで上げることができますということです。
ここは筋トレじゃなくても、有酸素運動でも同じことが言えます。
ただ筋トレの方が長期目線でいいことが多いので、その点を次に説明しますね。
有酸素運動 vs 無酸素運動
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「有酸素運動と筋トレ(無酸素運動)どっちが痩せるにはいいんですか?」
この質問もかなりされます。
これについては今まで読まれた方は、もうお分かりになられたのではないでしょうか?
有酸素運動はその時の活動代謝は確かにあげて、消費カロリーは上げるんですが、
筋肉をつけるわけではないので、一時的なんです。
それに対して筋トレは、活動代謝も上げつつも、基礎代謝も上げてくれるんです。
もちろんどちらもした方が効果的です。
ただどちらかひとつだけしかする時間がないというのなら、
確実に筋トレが長期的におすすめです。
狙ったところに筋肉をつけることができる
体にメリハリができる
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もう一つ有酸素運動にできなくて、筋トレに可能なところがあります。
それが筋トレはピンポイントで一つの筋肉に絞ってトレーニングすることができるので、見た目の変化
をより強調してくれます。
有酸素運動、たとえばウォーキングやジョギングなどはカロリー消費としては優秀ですが、
筋肉への負荷は弱いこと、全身の筋肉を動かすので負荷が分散するため見た目を変えることは難しいです。
背中をスッキリさせたい、お尻を上げたい、バストは落とさずに痩せたい、二の腕をきれいにしたい。
下っ腹を引き締めたい、前もものハリが気になるなどなど
ただ痩せるだけで難しいことは筋トレをベースにすることで改善することができます。
ただ痩せるだけでなく、見た目のメリハリをつけたい方は筋トレがを行いましょう。
まとめ
・基礎代謝が上がる
・活動代謝が上がる
・狙ったところに筋肉をtけることができる
以上が筋トレをすることで得られる3つの効果でした。
ぜひこれから筋トレを始めていきましょう!
もし分からなければ、お気軽にご相談ください。